髪の健康について考える
男って言うのは大体多少の差はあれ、禿げるものだ。
それでも40台ではげてる人もいれば60台で髪がふさふさの
小泉首相みたいな人もいる。
では何が違うのか?
やはり男性ホルモンの産生量と、皮脂の量である。
はげにくい人は男性ホルモンが少なく、皮脂も少ない。
手足の毛が濃い人は禿げやすいかもしれんから要注意だ。
それでなくても禿げる人は禿げる。(この辺はよくわからん)
では、どうやったら防げるか。
意外なことにヒントはシャンプーだと言うことだ。
シャンプーには大別すると合成洗剤系と高級アルコール系がある。
合成洗剤とは石油由来の物が多い。
こういうものは皮脂ごとタンパク質とか髪の栄養まで持っていくのだ。
当然毛根が痛んではげやすくなる。
一方アルコール系は、油脂を落とすことは落とすが、そこまで
強烈ではない。ややゆるやかである。
分子的には炭化水素の並びにベンゼン環とかスルホン基なんかついてるのが合成洗剤で、
炭化水素の並びに水酸基がついてるのがアルコールなんだが、
そんなことはまあどうでもいいか。
ということは高級アルコール系ならまだマシそうということである。
ではどうやったら区別がつくか。
シャンプーの裏側を見てくれ。んで成分表が書いてあるが、
そこに○○アルコールってあったら高級アルコール系、
ラウリル硫酸ナトリウムとかあったら合成洗剤だ。
理系以外だと辛そうだな。
簡単な見分け方は1mlあたりの単価だそうだ。(床屋のオッちゃんに聞いた)
1mlあたり3〜4円だとアルコール系。それ以下だと合成洗剤。
少々高くつくが、髪の健康代と思えば安いもんだろ。
○ー○ネ○チ。ーとかバカにならんぞ、金額。
禿げてああいうとこ行くより、結果的には得だ。
(もうそうなってしまった人にはお勧めですが…)
あとはこまめに洗うこと。なんせアルコール系のほうが洗浄力弱いのだ。
そこで毛が抜けてもあんまり気にしない。気にすると禿げる。
日に一回はむしろ洗おう。
しかし、カツラメーカーから苦情が来そうだな。商売の邪魔だって。
禿の人が減ったらカツラメーカーにとっては死活問題だし。
まあどうでもいいんだが。